座る姿勢の大切さを認識 シーティング勉強会
ご利用者が生活しやすい快適な座位姿勢について考えてみようーー。6月16日、1階機能訓練室で「シーティング(座位保持)勉強会」が開かれました。施設の年間研修会の一環で、ケア部、デイケアなどの介護職員50人が参加しました。
車いすなどに長時間座り続けることが多い高齢者にとって、適切な座位を取れば、呼吸や食事が無理なく行えるようになって身体状態が改善されます。褥瘡の予防にもつながるだけでなく、意識レベルや認知能力も向上します。
今回、シーティングの重要性を現場で共有しようと、車いすメーカー松永製作所の担当者を招きました。担当者は利用者の体格や身体状況から車いすを選ぶポイントを説明した後、車いすでの座る姿勢により利用者の表情が変わるなど、座る姿勢の大切さを強調していました。