初めての花カフェ 認知症予防体操を紹介
認知症予防のための体操―をテーマに、認知症カフェ・花カフェが4月15日、ケアセンターで開かれました。地域の方々約50人が参加し、理学療法士の藤間悦子・前リハビリ部長が家庭でできる体操を紹介しました。
花カフェは光と愛の事業団が3年前から、地域貢献活動の一環として毎月花ハウスで開催してきたもので、今年度からは花ハウスとケアセンターで交代で開催することにしました。今回はケアセンターでの初めての開催となりました。
藤間・前リハ部長は、認知症予防には軽度認知障害段階での働きかけが重要で、そのためにはウォーキングなどの有酸素運動、バランスのよい食事、記憶力や計算力などへの刺激が効果的と説明。特に、歩きながら計算するなどの二つのことを同時行うトレーニングを推奨しました。
この後、いすに座ってできる体操を紹介。脚うらのばし、上半身のツイストなど、参加者も「楽~ややきつい程度」に体を動かしました。さらに、引き算をしながらやしりとりをしながらの体操に進み、最後は、右、左にステップし、数を数えながら3の倍数で拍手するという運動に挑戦。"模範演技"のはずのデイケアのスタッフから悲鳴が上がっていました。