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センターだより

思いに寄り添うケアを目指して 倫理研修を開催

普段の何気ない行為が、利用者を傷つけていないかーー。施設職員のための倫理研修が7月16日、開かれ、ケア部、デイケア、看護部など各部署から21人が参加しました。高齢者介護にかかわる職業倫理の啓発と高齢者虐待防止の周知徹底を図るため、年間研修計画の一環として、コンプライアンス委員会が主催しました。

1807倫理研修.jpg種市直美副施設長が、実際に身近で起こり得る例を引いて、日本介護福祉士会が掲げる倫理綱領を説明。「高齢者虐待防止」研修ビデオを視聴した後、参加者は「寄り添うケアとは何か」をテーマにグループワークを行いました。

グループワークでは、参加者がそれぞれ立場から入所者への接し方を振り返り、何が不適切なケアで、目指すべき「思いに寄り添うケア」とはどういうことかについて意見を出し合いました。その上で、個人でできること、組織で取り組むべきことについて共通認識を深めました。

研修後、参加者は「日々の業務に追われ利用者の目線に気づけないことがあると思った」「仕事に慣れて知識や技術が身につく中で、仕事が流れ作業になったり、細やかな気遣いを忘れたりしていないか、自分の行動を振り返ることができた」「周りの職員と情報共有し、多角的な視点を持てるよう、職場での話し合いの機会を増やしたい」などの感想を寄せていました。


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